芸術の秋

tripleseven2005-11-08

橋を渡って鳴門にある大塚国際美術館に行ってきました。大塚とはジャイに見切りをつけたあの元気ハツラツの大塚製薬です。1ヶ月ほど前にちちんぷいぷいで紹介されていて興味を持ったので今回芸術の秋って事で出掛けてみました。
世界の名画1000点余が陶板で原寸大に再現されています。最後の審判やらビーナスの誕生やら落穂拾いやらひまわりやら叫びやら…誰でも知ってる作品も沢山あってぜーんぜん美術に興味がない人でも楽しめるかと。写真*1もおさわりもOK。筆跡にちゃんと凹凸が付けてあったり。礼拝堂の再現などとにかくサイズだけでも感動できます。
最後の晩餐は修復前と修復後が向かい合わせに展示してありました。今、ホンモノは修復後の状態って事だからレプリカとは言え修復前が見れるのはある意味貴重かと。しかし修復後の色彩ののっぺり感には何か違和感が…
平日だったから来てるのは遠足らしき学生の団体とおじさんおばさんぐらいで空いていて良かったけど、最後の2階のテーマ展示のフロアに自分達しかいなくて、周りをレンブラントの自画像に囲まれた時は何かゾワーっと来たので逃げましたw ゴヤの「黒い絵」の部屋*2も母親が怖がるので入口からちょこっと覗いただけで入れず。そう言う神話だったり傷ましい歴史があったって事なんですけどね。…んまぁ確かにグロいw その母親はルノアールやモネが気に入ったようでした。
全部見るのは無理だと分かって行ったけど、ほんとに広かった。ちゃんと説明を聞いて何の絵か理解して観たかったら丸1日…でも終わらないかも。母親が古代や宗教画はあまり好きじゃないみたいだったのでその辺りはかなり飛ばしたし説明文すらよく読まずに廻ったけど、それでも3時間かかりました。次に行く機会があったらしっかり観たいな。…けど入館料3150円と高速往復10000円ではなかなか行けなさそうだ。

*1:人が入った記念撮影で。作品のみの撮影はNG。みんな撮ってたけどね…

*2:部屋自体もほぼ真っ暗…