誰が楽になったの

それは、昨年の反省を踏まえてのものだったという。「去年は選手主導で戦わせ、(個々が批判を浴び)非常につらい思いをさせた。少しでも選手を楽にして戦わせたかった。責任はベンチが取ればいい。こっちに批判の矛先が向いてくれるなら一向に構わないよ」静かだが、熱を帯びた口調だった。不調の選手が結果を出せずに批判されるなら、ベンチは最善策をとり、矢面に立つ。強固な信念がそこにあった。

最 善 策。
ああ、ひとりでそう思ってたらいいよもう。矢面に立つ、とか…結局「俺カクイイ!!」に持っていきたいんだな。
チャンスでクリーンアップが凡打に終われば、叩かれるのは当然じゃないか。批判も罵声も期待があるからこそ。それは覚悟の上でゲームの責任を負うのが主力ってもんじゃないんですか。現役の頃の自分は違ったのかね。

だからこの日も、3回1死一塁で二岡に送りバントをさせ、5回1死一、二塁では、清水に代打、矢野を送った。3度の犠打を得点につなげ、ベンチ主導の野球を貫いた。「二岡のはサイン。でも、1打席目の1球目のスイング(ファウル)は、強いものを感じた」悔しさにまみれる二岡の心意気を見たことも収穫だった。

TVOの江夏は、「これはサインじゃないでしょう。サインだったら二岡怒りますよ」と言ってましたが…。
確かに昨日の最初の一振りは、気迫が痛い程伝わってきました。その後清水のタイムリーで生還した際には、原が求めたグータッチに無表情ながら応じている姿がありました。自分なら無視だよ無視w まぁ昔いろんな人*1が居ましたから…そんな行動は余計にチームの輪を乱すと良く知ってるんでしょう。ああ胸が痛い。

*1:どちらも今はオリの…